夢日記


2016.3.23
ビニール袋に顔をかぶせて持ち手部分をきつく縛る。中くらいのビニール袋。そこから浮き出る口のかたち。わあわあいう声がくぐもって震える。なかなかうまく殺せない。焦り。じゅわじゅわ湧き上がった。


2016.3.28
夜中、友達と3人、
歩く、
僕にとっては毎日の帰宅路、
でもすこしでも脇にそれれば知らない路。

友達ふたりは悪ふざけ。
ひとりが僕の肩を掴んで無理やり知らない路へ、
ぐるぐるぐるぐる回りながら入っていく。
僕はやだという、やだ、やだ、やだ。
ほんとにまっくら。

回転。

そのときに腰に違和感、ざっというノイズ、
腰をひったくられた感じ。

起きた。


2016.4.1
20人ほどの高級官吏を見つけた。えらい人たち、だって選挙権があるのは彼らくらいなのだ。彼らは公園で朝日を待っていた。僕はちょっとおもしろくて、だから彼らの輪に混じってみようと思った。ひとりの新卒の官吏が僕に話しかけてくる。「試験いかがでした?」試験、そうだ、かなり高度な試験を受けなければ官吏にはなれないのだった。でももちろん僕はそんなの受けてないし、内容もなにも知らない。「そちらこそいかがでした?」と苦笑いで応えるしかなかった。ばれるな、これは。でもそしたら官吏は彼自身の経験をしゃべりはじめる、大丈夫、ばれていない、僕はその話を突破口にして、ひょうひょうと、眠いだの、何徹したんだろうこれでだの、肩が痛いだのとのたまう。新卒官吏は満足げ。僕たちみんなで朝を待っている。ざわざわと木が揺れる、光の気配がする、なんだか妙な感じだ、宗教的な瞬間だ。公園。おそらくジャングルジム。

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